今年度1~10月度の世界の平均気温は、14.73℃で観測史上最高になり、1961~90年比で0.73℃、産業革命前の1880~99年比では1℃高くなるとWMO(世界気象機関)から25日に発表された。気温上昇によって世界各地で集中豪雨、洪水、記録的な猛暑にも舞われている。

 COP21へ提出された主要国の温室効果ガス排出量削減目標
 温室効果ガス排出量上位5ヶ国、中国、米国、インド、ロシア、日本を含む146ヶ国の排出量は、
 今世紀末には570億トンと推定された。
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IPCC第5次報告では、このまま温暖化が進めば、今世紀末には、1986~2005年を基準として、気温が4.8℃上昇、海面が82cm上昇すると予測されている。

今日からパリでCOP21(気候変動枠組み条約第21回締約国会議)が深刻化する地球温暖化へどのように取組むか、参加国約150カ国で2週間にわたり開催 される。日本から阿部総理大臣が出席し、どのように考えているか講演を行う。

今まで会議では、2100年には気温を2℃に押さえたいということが合意がされている。各国で2025~2030年に向けて地球温暖化対策の目標値を表明し、 2020年の以後のの枠組み作りを国際合意をしようとしている。

COP21では、各国で表明した温室効果削減の目標値を基に検討されるが、10月末の集計では、まだ、今世紀末2.7℃上昇する恐れがあると国連気候変動枠組み条約事務局より発表された。(10月31日信毎記事) 2℃目標にはまだ、ハードルが高い。事前協議でも途上国から温暖化の最大の責任はこれまで大量に温室効果ガス排出した先進国にあるとういう主張があり先進国と途上国の対立は根深い状況にある。成行きを注目したい。

地球温暖化といっても、直接影響を受けるのは1人ひとりの人達である。国の目標といっても、化石燃料を使う各業界、業界に所属する企業、企業に所属する人達、家族 の一人ひとりが省エネに関心を持ち、日常活動の中で取組むことである。特に企業活動では、CSR活動(企業の社会的責任)として積極的に取組ことが求められているし、一人ひとり関心を持ってほしい。